ラジオやテレビからは楽しい音楽が流れております。
この時期、キリスト教では開祖のイエス様の誕生をお祝いしていますが、
浄土真宗では宗祖・親鸞様のご命日を偲ぶ法要(御正忌報恩講)が全国の各寺院にて行われています。
今回は、その御正忌報恩講のご荘厳の様子をご紹介致します。
現会長・哲子さんがコツコツと作っていた時代からご利用いただいている
北九州市小倉南区の正福寺様のご荘厳です。
たくさんのお華束(お供物)を飾っていただいておりますが
今回メインとなるお華束(お供物)は、今年の新作「花亀甲」です。
なんでも、楽心堂本舗から新作の案内パンフレットをお送りした際
ご覧になったご住職が「これにしよう!」と即決されたのだとか。
「花亀甲」は、色の組み合わせや模様が今までにない全く新しいものであったため
気に入っていただけるのか少し心配していたのですが
皆様に大変好評をいただいており、ほっとひと安心です。
正福寺様のお華束は
通常の「大サイズ(直径12cm、高さ45cm)」よりも、一回り大きな
「特大サイズ(直径15cm、高さ50cm)にてお作りしておりますので
「花亀甲」も、他の特大サイズに合わせたデザインで製作致しました。
実際にお内陣にあげていただくと
華やかな色合いが、ろうそくやお花などの他のお飾りと調和して
単体で見るよりも美しさが増しているように感じます。
新作を作る時は、お客様にお喜びいただけるデザインかどうか等
毎回試行錯誤しながら落雁を使って描き出します。
その分、飾っていただいた様子を拝見するときは喜びもひとしおです。
正福寺様、いつも本当にありがとうございます。
これからも皆様に喜んでいただけるお供物づくりに励みたいと思います。